恵まれ過ぎた会社だからこそ、やるなら死ぬ気でやれ。

恵まれ過ぎた会社だからこそ、やるなら死ぬ気でやれ。

野口 友希/ NOGUCHI Yuuki

NEXWAY DISCLOSURE.2

目の前の顧客から業界全体の課題解決の使命。

3年くらいで辞めるんだろうな、と思っていたけど入社してもう10年。なんでこんなに長くいるんだろう。営業として数字を追いかけ、目標をクリアして、というのが性に合っていたというのもある。ただ、営業から離れて会社を眺めた時にこの雰囲気はちょっとまずいんじゃないか、と思う時がしばしばある。入社当時は今の基幹ビジネスであるFNX事業のサービス開発失敗に伴う赤字を黒字化させる、という全社一致のミッションがあったし、当時すでに取引先社数は数千社もあったため、とにかく突っ走っていたから、そんなことすら考える余裕はなかった。目標は常に達成してきたし、全社表彰も獲得することが多かった。顧客と向き合う時間も長く、その姿勢が認められた結果だと思う。

そんな日々は張り合いもあり、充実していた。そしていつしか、担当企業の課題を解決するにはどうするか、という視点から、その業界全体の課題や世の中の課題まで及ぶようになった。経験を重ねていくうちに、物事を俯瞰して見られるようになったのだと思う。自社のサービス、プロダクト以外でできることがあるのではないか。そうして販売支援事業部に異動し、新規事業を手がけることになった。担当顧客の課題というより、業界全体の課題を解決する仕組みを今まさに構築しているのだけど、もっとできることがあるんじゃないかとか、このペースでいいのかなど、危機感の方がどうしても先に立ってしまう。実績を重ねていた営業からの異動、そして年次を重ねたことなど、視界が変わったことで見える社内の様子はちょっとヤバいんじゃないかと思う。

ゆとり教育ならぬ、ゆとり経営!?

新規事業に携わるようになって改めて感じることは、あちこちで本気さを感じないときがあること。新規事業へのチャレンジの機会が増えているのは間違いないのだけど、基幹事業が収益を生んでいるからゆとりがあって、切羽詰まっていない感じ。こけても死にはしないという空気もある。確かに死にはしないのだけど、そういう気概がなくしてやる意味ある?会社のあちこちでイノベーション、イノベーションという言葉が聞かれるけど、そんな簡単なことじゃない。方向性を決めることの出来る人たちの多くがこのままでいいと思っているように感じてしまう。FNXという事業で成功したままの既成概念にとらわれていてはイノベーションなんて起きるわけないのに。

ネクスウェイは部署間のコミュニケーションも活発だし、OJTや異動を通じて幅広い業務に関われる組織。だからこそそこで科学反応が起きて新しいビジネスのタネが生まれる、というようなことがもっとあってもいいはずなのに、活かしきれていない。やっている人はもちろんやっているのだけど。見方によっては、チャンスに溢れた会社。新人であろうとなかろうと、やりがいを感じられる権限を勝ち取ることができる。でもね、簡単に考えてほしくない。優秀な新入社員もどんどん入ってきていて、それはすばらしいことなのだけど、まずは評論ではなく実行してほしい。目の前のことがクリア出来ない人にチャンスはこない。だから目一杯集中してほしい、と強く思う。

死ぬ気でやる気ある?

ここまで言うのにはきちんと理由があります。あちこちで新規事業を立ち上げようと言う声があるからか、新規事業にトライできることが簡単に考えられがちな印象がある。優秀な社員が多いからこそ、こういうルートでやっていけばこういう風にキャリアが描けるのだ、と頭の中できれいに描けてしまうのかもしれない。でもね、それはまったく意味のないこと。新規事業は新たに利益を生む事業なわけだから、机上のロジックだけでできるような簡単なことじゃない。まずは基本の基。すべきことをやった上で、思うことがあればしかるべき段取りと熱意で提案するのが筋。やれる能力と自信があって、さらに死ぬ気でやる、という気概で。

お金もあって、チャレンジさせてくれて、雰囲気もよくて、こんな恵まれた会社はそうそうないんだから。はっきり言って生ぬるい。そこに漬かるんじゃなくて、あなたが入ることで温度を1度でも2度でもあげてくれたら、会社も会社のメンバーにとっても、何よりあなたにとって大きな成長になると私は思います。優秀な頭脳は生かしてなんぼでしょう。だから、一緒に会社を前進させましょう。

野口 友希/ NOGUCHI Yuuki

入社以来営業一筋8年間、常に目標を達成。その後社長に直談判し商品開発の部門へ。現在はアパレルショップの売場を共有し合えるアプリケーション「売場ノート」に次ぐ、店員と来店した顧客をつなぐITサービスを開発中。プロダクトオーナーとして、来店した顧客に気持ちよく買い物をしてもらうためのスタッフの販売力を向上させるプロダクトを創り上げることをミッションとする。

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